りっぱなおとなになれなかった

40才くらいの独り言

1994年から1995年コーネリアスにオザケンに奥田民生のライブに行った

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フリッパーズ解散後の小山田圭吾がはじめたソロユニット、コーネリアス。同時期にソロ活動をはじめた小沢健二とやっぱり比べてしまう。「あらかじめ分かっているさ 意味なんてどこにも無いさ」とコーネリアスが歌えば、オザケンが「意味なんてもう何もないなんて僕が飛ばし過ぎたジョークさ」と歌い、当時のファンは???となったのはわたしの周りだけだったのか。わたしはとにかくコーネリアスオザケンのソロアルバムの素晴らしさに、二人は本物だったんだー!と興奮したのでした。
あーそうそうコーネリアスのライブ。フライングVをさげてこてこてのバンドスタイルで超かっこよかったのです。Tシャツを作りたくてそこからバンドを作って…おしゃれ番長で…オーケストラを従えてやった曲もよかった。しかし、物販でコーネリアスのCがでっかくプリントされてるTシャツを買っていく男子たちを見て、その後街に増殖していくエイプだらけを予感してしまった。

 

 

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オザケンのビレッジは二枚目のアルバムの曲たちを中心としたライブで、かなり印象的だった。とにかくオザケンが明るく開放的で教祖みたいなのだ。彼に「みんなも踊ってー」と叫ばれたら、われわれ客も気が狂ったように踊る。「もう一回」と言われたら、疲れてクタクタになっているのに観客みんなで同じフリをもう一回やる。もうこっちはなすがままの信者だ。「声が小さーい」と言われたら大声を張り上げてレスポンスする。2時間30分超えの開演時間は当たり前。
ライブのはじまりに「ヴィレッジのテーマ」という曲を(リリースされていない)歌うのだが、こっちはその時初めて聞いた曲なのに、何度も何度もオザケンが歌って、我々客にも覚えさせて一緒に歌わせようとするので、完璧に覚えてしまった。まあ短い曲だったのもあるけど。懐かしいなー。みんな汗だくで踊って歌ってライブを体感して謎の心地よい疲れで帰っていったなー。

 

 

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大阪城ホールオザケン。このチケットがなかなか入手困難でして、やっと取れたのが立ち見席。城ホールの立ち見って、なにも見えないことを意味する…当時大学生(ヒマ)だったわたしと浪人中の友達(ヒマ)は、朝から城ホールに行き、立ち見でもなるべくいいところで見ようと立ち見の列に朝から並んだ。そしたら機材席の解放とかなんとかで、立ち見で並んでいる我々に優先的にアリーナで見てもいいよ権が与えられた。差額分を払って、っていうのが条件だったけど。おーそういうこともあるのねと初めて知ったのでした。とにかくこの頃のオザケンはテレビにもバンバン出演し、カローラⅡのCM、武道館、紅白出場したり華々しかった。その一番勢いのある彼をリアルタイムで見れたのは、とっても良い思い出。

 

 

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奥田民生がソロになってはじめてのライブツアー。29という最初のアルバムを1枚しか出してないのにツアーをした。でも何となくバンドでライブで音を出したいからアルバムを出したかったように見えた。しかし、斎藤有太以外は全員年上、キャリアは皆民生よりも上で、このツアーでは民生が他のメンバーにめちゃくちゃ気を使っていたように見えた。そんな民生を見たことが無かったので、わたしは厚生年金会館の2階のいちばん後ろの席から、そのぎこちない民生をみてびっくりした。そんなぎこちなくてもライブがやりたいのだなあと思った。ダウンタウンのHEYHEYHEYという番組がスタートする際に、エンディング曲を依頼されて、そろそろやるかって感じでソロをはじめた印象の民生。一人で出演する番組で演奏する時のバンドは、Dr.StrangeLoveやら川西さん率いるバニラだったり、スパゴーだったりで、ツアーは誰とするのか分からなかったが、初めてのツアーで新しいバンドになって出した音は、すごくかっこよかった。自分のことだが、阪神大震災で住む家が無くなってアパートで暮らし、両親も兄もぎりぎりのなか働いているのにわたしだけ大学に行かせてもらってるのが申し訳なくて、でも大学は思っていたような楽しいキャンパスライフではなかったから、行きたくなくてしょうがなかった…だけどこのライブをみて、エラソーなんだけど民生も頑張ってるなあと感慨深い、わたしにとって忘れられないライブになってしまった。このライブを見て、わたしも頑張ろうとは思わなかったけど、変な話~わたしなんかこんなもんでいいんだと、イケていない(今で言うリア充みたいな感じ)でよいのだと妙に開き直ったのを今思い出しながら書きました。