読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

りっぱなおとなになれなかった

40才くらいの独り言

スピッツを好きなのは当たり前のこと

関西人がスピッツが気になりだしたファーストコンタクトはヤハリ802でしょう。

802は関西で大人気のFM局で、いい音楽はかけるけど〜小室ファミリーの曲はかけないという(すいません大まか過ぎる)スタンスでやってる。ちなみに安室ちゃんもかかりません(最近は知らんが)。そんな感じの局。

 

わたしが初めてスピッツに触れたのは、802でその当時大人気だったジュンスカ森純太が「すごいいい曲ばっかりなのに売れてないバンド」とかなんとかって番組中の自分のコーナーで語りだして…スピッツの曲をオンエアした時。その時オンエアした曲は忘れちゃった…でも多分「魔女旅に出る」だったような気がします。とにかく地味な印象。ふーんって感じ。あんまりピンとこなかったのは、中学生な自分の音楽レベルの低かったから。。当時802は「ニノウデの世界」をヘビーローテションでかけたりしてスピッツには大変好意的な局。ニノウデはスピッツの二枚目シングルのB面だ。よくそこを取り上げたな…

 

ニノウデに反応が無かったのに、また802はスピッツをヘビーローテションで取り上げた「裸のままで」だ。

第102回 栗花落 光 氏 | Musicman-NET

ユニコーンプリンセスプリンセスを大スターにした笹路さんをプロデュースに迎えて作った超派手なアレンジの曲。裸はとにかく曲が耳に入った。そしたら、気がついたら「クリスピー」というアルバムを買っていた。その流れで、さすがわたしも高校生。アルバイトをしてスピッツの過去のアルバムを後追いで全部買った。

 

そしたら分かった。クリスピーがいかに売れようと頑張って派手なアレンジをしまくったアルバムなのかが。。クリスピー以前の3枚とはまるで違う。クリスピーは無理矢理派手にしたアルバムなのだ。それから妙に気になるバンドになった。次はどうする気なんだと…

 

もうそれからは皆んなが知っている曲、アルバム「空の飛び方」に入っている「空も飛べるはず」が出てきた。マサムネのセンスが全開になったと思うメロディに言葉。マサムネを支えるバンドのアレンジも素晴らしい。いやもうほんとにバンドの演奏がすごい。ぜひ生で観てほしい。とくにドラムの崎ちゃんの上手さにおどろく。その後「ロビンソン」「ハチミツ」で爆発したスピッツ。でもマサムネはとっても繊細。ハチミツ以降プレッシャーがあったなか、このあと「8823」が出来るまではしんどそうだった。

 

そうそう、802でミスチルの桜井さんがDJをしてた番組にマサムネがゲストで出たときに、桜井さんが「いい曲ができたと思ったら、サビが君が想い出になる前にソックリだった」とマサムネに言った…そしたら「いや、自分もクロスロードにはお世話になりました」とマサムネも返してた。こんな会話が聞けるのが802って感じで貴重なラジオ体験をさせてもらった。

 

f:id:otoboke-imotarou:20160718111612j:image

あと何と言っても外せないのは、ロッキンオンジャパン。この号は面白かった。1995年「ハチミツ」発売のタイミング。さっき書いたけど、とにかく「空も飛べるはず」からマサムネの曲がすごくいい曲になってきているのは、マサムネのなかで何か変化があったんですか?という質問をマサムネ以外のメンバーにしている。書いたらダメですよ…といいつつ“マサムネに新しい女ができたんです”と三輪さんのコメントがしっかり書いてあった。ジャパンはこういう話しが聞きたいのよね〜というインタビューが確実に載っていた。まあ盛ってたりしたんだろうけど。

 

あとスピッツは、ライブでよく他人の曲をまるで自分たちの曲のように演奏するのだが、その選曲がすごい良い。その曲を理解してバンドアレンジをしてスピッツで演奏すると、よい曲のパワーが増して、さらになんだかよく分からないけどスピッツ特有のキラキラ感が増して圧倒される。すごくひょろっとした見た目のグループなのに、内から溢れるパワーにいつもヤられしまう…なんかおおげさだけど、今度は何をカバーしてくれるのかを観るためにライブに行っているような錯覚さえ感じてしまう。

 

もう一つ気になるのが、とにかくマサムネが繊細なこと。東北の震災でそのいろいろな報道でマサムネは急性ストレス障害になり、ライブを結構キャンセルしている。このニュースを聞いたとき、本当に嘘がない正直な人なんだと感じてしまった。震災でチャリティーと言って妙に前へ前へと出てきている人たちが増殖するなか、マサムネは休むって言っているのがわたしにはとても印象に残った。ある意味プロじゃないのかもしれないけど、わたしはこういうマサムネとそんなマサムネを支えるスピッツが大好きで、ずっと目が離せない。

 

あーだから次のアルバムも超楽しみなのだ。