読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

りっぱなおとなになれなかった

40才くらいの独り言

14年前くらいに書店員だったわたし〜その2

大学入学当初に始めたバイトは飲食関連だった。時給はよかったが、大きな声でいらっしゃいませーと叫んだりとか、出した料理がイマイチになっただののいちゃもんを付けられたりが〜ツラく全く自分に向いていないことが分かったので、その飲食関連は速攻で辞めて、体育会系のノリの無さそうな時給の安いゆるいバイトを探して働き始めたのがキッカケで、その書店でバイトを始めたのだ。

 

なので、本が好きです!好きな作家は○○!みたいな情熱はなく、定価で、食品みたいに扱いにくく無く、ただPOSレジでレジ打ちのみをする書店を楽だなと思って選んで働いた。その気持ちのまま社員になってしまった。

 

というわけで、はじめの方は老舗の書店駸々堂が倒産したおかげでなんとか目標売上冊数をキープし、何だったら目標を上回ってしまった。目標を上回ると、配本が増える。そのさらに増えた配本数を減らさないために、更に高くなった目標冊数を減らさないようにするようにした。そこからはちょっと研究した。来店する客はカタい職業の公務員が多く、性別は男性ばっかり。そんなおっちゃんの好きな本とは何ぞやと…

 

①警察関連本、実際にあった事件本

 

死体は語る (文春文庫)

死体は語る (文春文庫)

 

 

「死体は語る」死因不明な死を監察医である作者が、死体から死因をつきとめていく過程が分かりやすく書かれている。自殺かと思ったら殺人だったり、、。

 

 

 

警察腐敗―警視庁警察官の告発 (講談社プラスアルファ新書)

警察腐敗―警視庁警察官の告発 (講談社プラスアルファ新書)

 

 

「警察官の現場」「警察腐敗」内容は読んでないから分かりませんが。とにかく警察と書いていたら売れていた。この2冊は当時よく動いていた印象。

 

東電OL殺人事件 (新潮文庫)

東電OL殺人事件 (新潮文庫)

 

 

東電OL殺人事件」文芸書でさんざん売れたので、文庫になったらダメかなと思ったけど、カナリ売りました。エリート東電OLが円山町界隈で1回5000でセックスしませんか?というフレーズを連発してたというキーワードで、おじさんたちの財布のひもが揺るんだのでしょう。

 

  

②戦争もの、歴史もの、偉大な人物や武将から学ぶ経営学的なもの

潮書房光人社

働きはじめて始めて知った文庫のシリーズで「光人社NF文庫」とういのがあった。ほぼ太平洋戦争の関連本のみを出版しており、普段は棚ざしで各1冊だけだったが、平積みにして面で見せるととにかくよく売れた。このシリーズをよく買ってくれたおじいさんのお客は、戦艦大和に自分が乗っていた話をわたしに延々と話てくれたのもいい思い出。

あとは池波正太郎とか司馬遼太郎などの歴史ものとか歴史時代小説。「剣客」「鬼平」「竜馬が…」「坂の上の…」を気が狂うくらい発注した。山本周五郎柴田錬三郎…。

 

竹中半兵衛と黒田官兵衛―秀吉に天下を取らせた二人の軍師 (PHP文庫)

竹中半兵衛と黒田官兵衛―秀吉に天下を取らせた二人の軍師 (PHP文庫)

 

 

とにかくPHP文庫もよく売った。この表紙の武将の絵がどのキャラも同じで、いくら並べても全部同じ顔に見えるのに売れていくのが、なんも分かっていないわたしには不思議だった。おっちゃんたちの好きそうな戦国武将を調べてせっせと並べました。

 

③将棋、競馬、麻雀関連

なんちゅうくくりだと自分でも思うが、わたしのなかで男のロマンなんだろうなーといつも感心していしまうこのたぐい。しかし女のわたしでも読んでも面白かった。とくに将棋関連本。

 

フフフの歩 (講談社文庫)

フフフの歩 (講談社文庫)

 

 将棋界に少しでも興味があれば、こういったエッセイも面白かったみたい。よく売れました。

 

将棋の子 (講談社文庫)

将棋の子 (講談社文庫)

 

 将棋界は破天荒な人が多く、多分わたしみたいに将棋をしない人もカナリ読んでいたと思います。

 

マージャンは「麻雀放浪記」。 常に売れていました。もう説明はいらないのだ。

 

 競馬はやはり竹豊とか騎手の話が新刊で出たら売れていたけど、なんかこれを一番売った気がします。「競馬新聞の楽しい読み方」。

 

競馬新聞の楽しい読み方―予想オッズは誰がどう算出しているか? (KAWADE夢文庫)

競馬新聞の楽しい読み方―予想オッズは誰がどう算出しているか? (KAWADE夢文庫)

 

 

でももう内容が古いみたい。その当時はよく売れました。 

 ああ懐かしい。