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りっぱなおとなになれなかった

40才くらいの独り言

14年前くらいに書店員だったわたし〜その1

大学1年のときに、全然有名じゃないけど駅と直結している本屋でアルバイトをはじめ〜そのままそこで大学卒業後も2年ほど社員として働いた。

 

立地上男性客が多く、売れスジ本は他の書店とはカナリ違っていた。雑誌は週刊アスキーとかのPC系と風俗情報誌。文庫や新書は歴史モノや政治批評関連、漫画は満遍なくいろいろ売れてたけどヤンジャンヤンマガ、スピリッツ系の500円位のがよく出てた。

 

わたしは大学卒業後、社員になったときに文庫と新書の担当になった。前任者から自由に品揃えしていいと言われたが、毎日文庫は✖︎✖︎冊、新書は✖︎✖︎冊売れるので、その毎日売れる数を落とさないようにすることを気をつけるように言われた。大学卒業したばっかりの女(しかもテキスタイルデザインを専攻してた芸大卒)がおっさんばかり客の書店の文庫と新書の品揃えなどできるはずなんか無い。大学4年間その本屋では漫画やレンタルビデオ専用のレジに立つことが多く、アルバイトをしてたが何の本が売れているかは本当に無知だった。よくそんなわたしを社員にしてくれたもんだ…

 

毎日の売れる冊数が減ると、新刊の配本数が減らされる。なんやかんや言っても売れるのは新刊なので、新刊をベースにどの出版社の文庫も新書も満遍なく売れなければならないのだ。

 

とにかく、似たような条件の書店があれば、どんな本をフェア的に展開してるかなどを見て回った。あと、出版社からくる営業の方の話を聞いて〜ヨソで何が売れて何が売れ無いかをききまくった…が、やはりウチはウチ、ヨソはヨソなので、並べてみないと分からない。なのでいろいろ平積みにして、それが動けばその作者やその本の関連本を横に並べて、なんとか目標売上冊数をクリアさせていた。

 

無能のわたしが、どうやって売上をキープさせてたのかというと、最初は〜駸々堂書店という関西でブイブイ言わせてた大型書店が倒産したからである。あれはラッキーだった。

本を買う人は減ることはあっても増えること無い。駸々堂書店を利用していたお客がわたしのいた書店に流れてきたのだ。